2002年の昼間流星群の観測速報等
昼間流星群の極大予想等
今年の極大時刻は5日頃です。また、吉田氏によると6月のおひつじ群といえば、今年の初め頃に発見された、マースデンの太陽をかすめる彗星群が、母天体ではないか、という指摘もあるそうです。ところで、このグループの彗星は知られていますが、最近は見つかっていません。もし、これが多く見つかりだし、同時におひつじ群も多く出現したりすると、興味深いとのことです。
昼間流星群の観測速報
12日までの、NMS同報によると、昼間群は、まだまだ活発だそうです。大阪の上田氏のHROでは、6月11日8時台でHR=174(散在を含む)だそうです。極大期が継続中というかんじだそうです。例年、6月15日まで極大期が続いているそうです。電波観測だけでしか有効に観測できないというのがおしい群です。5日までの報告では、5月下旬から1日の明け方に鈴木氏のHROのデータからでは、エコー数の増加が見られているそうです。カナダの観測者Michaelさんから強いロングエコーが多く観測されたという報告もあります。また、上田氏の観測からも継続時間の長い流星エコーが観測されているそうです。しかし、出現数は、まだまだ極大にはほど遠い数だそうです。