8月13日頃に流星数は、50〜100個位で、火球がたくさん見られる「ペルセウス座流星群」が、活動しています。極大日前後も、極大と同じくらい出現します。心射図法で天球を表現しているので、流星は直線に流れますが、画面周辺の星座の形は大きく崩れています。ペルセウス座流星群の母彗星は、スイフト・タットル彗星で120年周期です。1986年に回帰し遠ざかっていますが、毎年、流星は、たくさん流れます。速くて青白い流星が多く、火球では爆発と痕も見られるという特徴を持っています。また、輻射点がかなり広がっています。写真やTV観測でよく捕らえることができ、軌道を求めることができます。夏休みと重なっているので、学生や初心者には、捕らえやすい流星群です。空のよい山に行くとたくさん見られます。光跡付ボタンを押して、流星の流れた経路を表示したままにする(間隔を0分にする)と流星群が天球上をどのように流れるのかがよくわかります。観測は、19時から4時までと長い時間可能です。観測地は埼玉で、時刻は、極大頃の8月12日20時00分からの空をシミュレートしています。今年は、満月の影響があります。極大時刻が8時頃となっていますので、空の条件がよければ、1時間に50個近く見られるでしょう。 |
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