ヨーロッパでのしし座流星雨のビデオ画像

 1999年11月18日早朝に見られるしし座流星群は日本では余り多くは見えませんでしたが、ヨーロッパでは1時間に5000個程度の流星が見られる流星雨現象となりました。神戸市在住の岡村修氏は、ヨーロッパで流星雨が見られるという予想にのっとって、アジアからヨーロッパへの夜間飛行を利用し、クアラルンプール発ロンドン行きの飛行機の2階席にて、高感度デジタルビデオカメラ2台による流星の撮影を行いました。世界時午前2時(日本時間午前11時)前後に予測通り、しし座流星雨はピークを迎え、1分に100個を超える流れ星が出現し、ウクライナ上空11,000メートルにて、史上初の流星雨の動画での記録に成功しました。下の写真は8分間に出現した流星を重ね合わせたものです。
背景に見える星座は右の方に、オリオン座、下の方におおいぬ座、真ん中少し上にこいぬ座があります。

撮影  岡村 修氏   

画像作成編集 熊森 照明氏

撮影時刻 
世界時午前1時4分〜11分

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他の観測者の流星雨の画像が下のホームページにあります。


日本天文同好会