２００６年のしぶんぎ群等の観測予想と速報

しぶんぎ群の予想
今年の極大時刻は、４日の３時頃だそうです。３日の２３時以降〜４日の６時の観測が重要になります。月の影響はありません。１９７５年や１９７９年や１９９４年には、明け方に１時間に１００個程度の出現がありましたので楽しみです。１９７９年には、−５等級の火球が出現し軌道が求められています。この群は、２３時頃〜１時頃に長径路流星が見られます。３時以降にたくさん出現し、６時頃まで、眼視や写真やＴＶと色々な観測方法が可能です。また、複合群としても有名です。母天体は、まだ、はっきりしていませんが、最新情報では、よく似た軌道の天体が発見されているようです。小惑星２００３ＥＨ１仮想関連群と、四分儀座流星群との関連が指摘されています。また、この時期は、ヘールボッブ彗星関連群と思われる流星が４日頃に、２１７゜　＋２５゜付近から見られます。南方やしし座などにも小流星群が活動しているので、同時観測をして、軌道を求める価値があります。
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２００５年のしぶんぎ群　　２００４年のしぶんぎ群　　しぶんぎ群等の軌道へ　　しぶんぎ群の観測方法等

しぶんぎ群の観測速報
観測報告速報フォーマット（日本流星研究会）　観測報告先（日本流星研究会）　報告用紙など（日本流星研究会）
IMOへの観測報告　ＩＭＯの観測報告の仕方　UFOｷｬﾌﾟﾁｬｰ画像　　しぶんぎ座流星群電波観測プロジェクト

眼視とＴＶの観測速報
１月２８日現在、２７／２８日にもTV観測でしぶんぎ群が１時間に１個程度観測されています。別群なのでしょうか。２６日現在。２５／２６日の私のTV観測結果は、しぶんぎ群が１個撮影でき、埼玉Ｎ氏と同時になり軌道が求まりました。この時期でも活動しているのでしょうか？１９日現在。１８／１９日の私のTV観測結果では、しぶんぎ群がまだ、１個判定されました。他のＴＶ観測者も１８／１９日には、しぶんぎ群が観測されています。SonotaCo氏と増澤氏とで、１９日の５時５分にしぶんぎ群の同時流星があり軌道が求まりました。１０日現在、ＩＭＯの観測速報がでたようです。それによると、４日の８時頃にＺ・Ｈ・Ｒ８５となっています。９日現在、しぶんぎ群の日本流星研究会の速報が出ています。３／４日に１時間に１９個。Ｚ・Ｈ・Ｒは、７０．７個となっています。１時頃に出現数は多いようです。雲の影響がありそうです。しぶんぎ群は、眼視で１時間に２個程度。TV観測で１個程度の出現。８日現在。私の７／８日のTV観測結果では、しぶんぎ群と判定されたものは４個ありましたが確実なのは１個と思われます。同時流星が１個ありました。軌道も出ました。また、小流星群としては、こじじ群やχふたご群や２月のうしかい群も１時間に１〜２個の出現をしています。６日の朝にしぶんぎ群が１個、さぎたりうす氏とSonotaCo氏で１個同時になっています。６日現在、私の５／６日のTV観測結果では、しぶんぎ群は、１時間に１〜３個。全部で６個。４日現在、ぷる氏の３／４日の４時台のＴＶ観測では、しぶんぎ群が４時３０分に３０秒間で３個も出現しています。１月４日　３時３５分頃に−３等のしぶんぎ群の火球がＴＶで多点観測されて軌道が求まりました。３／４日のの上田氏の電波観測では、６時台（JST)にピークがありそのときの出現数は　HR=253　だそうです。私の３／４日のしぶんぎ群の眼視観測結果では、４時台に雲がありましたので、２０分間で２３個。１時間に５０〜７０個の出現がありました。３／４日の私のＴＶ観測２８ｍｍでは、２３時から０時が長経路が４〜５個程度。２時〜３時台が１０〜１２個程度。４時台が４個でした。６ｍｍは解析中です。３日現在、２／３日の私のＴＶ観測の結果です。しぶんぎ群は、１時間に１〜５個程度。眼視では、１時間に８個程度で、少なかったです。今晩は、１時間に５０個以上は見られると思いますが、天気が心配です。SonotaCo氏は、αしし群を１時間に３個。δかに群を２個観測されています。　２日現在、３１／０１日のTV観測では、１時間に１個。１２月３１日現在、３０／３１日の眼視観測では、しぶんぎ群が１時間に５個と多くなっています。２５日現在、２４／２５日の眼視観測では、しぶんぎ群は、１時間に１個程度。
しぶんぎ群のTV画像２００５年１２月〜２００６年１月　
２００５年１２月〜２００６年１月に得られたＴＶ同時流星の軌道計算結果