２０１５年のふたご座流星群等の観測予想と観測速等

ふたご座流星群等の予想等
今年の極大は、１５日の３時頃です。極大期と呼ばれる１２月1１日から1６日頃には1時間に数十〜１００個程度の流星が見られるます。性状は、やや速く、２〜３等の流星が多いですが、火球も見られます。かつての活動が活発だったのは、1979年と1980年と1991年と1999年で、79年と91年と99年には、火球が多く出現しました。ともに1時間当たり100個程度という大出現を観測しました。ここ数年も、多く出現しています。母天体は、小惑星3200番・ファエトン　（１９８３TB）Phaethonです。出現数は、１００個程度で火球もたくさん見られるかもしれません。一晩中観測が可能です。今年は、三日月近くで条件は、最高です。出現数は、２３時から３時頃が多いです。色々な方法で観測しましょう。晴れたら、必ず観測するようにしましょう。さらに、貴重なデータを残す様に心がけましょう。観測したり、写真に撮ったりしたら、報告をするのも忘れない様にしましょう。また、χオリオン群やいっかくじゅう群やうみへび群などの小流星群も活動しています。ビデオ観測や写真で軌道がたくさん求められています。今年も、CMORでアンドロメダ群の突発が観測されたとSPACE WEATHERで紹介されています。HR=20程度だったようですが、今後の増加にも要注意としています。国内の電波観測ではどうだったでしょうか？暗いものが主体で、ビデオや眼視では難しいでしょうが、１２月上旬にカシオペア座（アンドロメダではない）に注意する必要がありそうです。ビエラ彗星のものだと主張していますが、これについては、慎重に考える必要があるでしょう。RA=18,Dec=56,V=16,Dec3-5,ZHR=50 属するとみられる122個の軌道より、Biela彗星が1649年に近日点通過した際に放出された粒子とみられる。ただし、これはLyapunov time（軌道が不確定になる期間）を５倍超えた年の軌道である。また、粒子の大きさは密度が見ずに等しいとして r=0.5mm相当である。ほうおう群は、1956年12月5日に明るい火球を含めた突発出現がインド洋上の南極観測船宗谷にて、中村純二氏（東大名誉教授）他多くの隊員が目撃しました。その後、明確な出現は報告されていません。1956年当時にさかのぼった理論予報輻射点位置は、α４°δー42°です（天文月報2006年11月P.633）。これは、修正輻射点でもあります。さらに、Vg11km/s程度の速度ですから、視輻射点は、４°δー21°Vobs15.6km/s程度になります。２０１４年は、ダストトレイルが接近する予報があり、活動が確認されています。2012年にウィルタネン彗星46P/Wirtanen由来の流星群が見られる可能性が、あるらしいです。輻射点は、うお座の西の方の魚と、ペガスス座四辺形の背中側の辺の、間あたりです。

ふたご座流星群等の観測報告

観測報告速報フォーマット（日本流星研究会）　観測報告先（日本流星研究会）　報告用紙など（日本流星研究会）
ふたご座流星群観測情報 　ふたご座流星群概要　
UFOｷｬﾌﾟﾁｬｰ画像　ビデオによる画像や動画へ　2004年ふたご座流星群の写真集　 ２００２年からのふたご群の眼視観測出現グラフ（日本流星研究会）
２０１４年の速報　２０１３年の速報　２０１２年の速報　２０１１年の速報　　２０１０年の速報　２００９年の速報　２００８年の速報　２００７年の速報　
２００６年の速報　２００５年の速報　２００４年の速報　２００３年の速報へ　２００２年の速報へ
SonotaCo Network 流星情報　SonotaCo氏の2005年の観測結果。　ふたご群の２００５年の同時観測結果。大量です。
２０１０年ふたご群の動画ダイジェスト （１Ｍあります。）　２００６年ふたご群の画像　 ２００５年ふたご群の画像　２００４年のふたご群の画像
2012年 ふたご座流星群画像集　２０１１年ふたご座流星群画像集　2010年　ふたご座流星群画像集　 ふたご座流星群の画像へ。
　ふたご群のシミュレーションへ。流星痕の観測法　　ふたご座流星群を眺めよう」というキャンペーン　スマートホンのサムスンのイベント

１２月１６日１時現在、埼玉県川越市は、晴れています。現在、TV観測中です。今現在晴れていますが、ふたご群は、極大を過ぎあまり活動していません。流星電波観測速報によると、ふたご群は、１６日の０時ごろに、１時間に３０個近くまでぐっと減ってきています。１２月１５日１８時現在、１４/１５日の眼視観測では、０時台にふたご群は、２５４個が最高となっています。長田氏のコメントです。「ふたご座群は終始活発で、特に、００時０２分には、わずか５秒間に火球を含む１０個の出現がありました。」 流星電波観測速報によると、ふたご群は、１５日の０時ごろに、１時間に１５０個近くで極大を迎えたようです。日本流星研究会の眼視観測速報が発表されています。１２月１４日２１時現在、埼玉県川越市は、曇っています。今晩は、極大です。石川県は、晴れていてふたご群が２１時台に３０分間に　１３個程度撮影されています。また、１コマに３個のふたご群が撮影されています。流星電波観測速報によると、ふたご群は、１４日の２１時現在、１時間に１４０個近く出現していて極大を迎えているようです。ＴＶ観測自動観測ライブリンク集で各地の出現の様子が見られます。現在、情報収集中です。１２月１４日１９時現在、埼玉県川越市は、曇っています。石川県は、晴れていてふたご群が１８時台に１時間に　３個程度撮影されています。流星電波観測速報によると、ふたご群は、１４日の１８時現在、１時間に１３０個近く出現していて極大を迎えようとしています。現在、情報収集中です。１３/１４日のTV観測では、ふたご群は、時台に１時間に個が最高となっています。１２月１３日１７時現在、埼玉県川越市は、雨が降っています。現在、TV観測中止中です。１２/１３日のTV観測では、ふたご群は、２時台に１時間に４２個が最高となっています。流星電波観測速報によると、ふたご群、１７時現在、１時間に７０個近く出現しています。現在、情報収集中です。８時現在、１２/１３日に、ふたご群の観測はしましたが、曇り空で５台のカメラで(１時頃から３時ごろに晴れ間あり)、１２０個近くしか撮影できませんでした。残念。火球もありません。新潟県と石川県では、晴れていたようです。たくさん撮影されています。流星電波観測速報によると、明け方に１時間に５０個は超えています。１２月１２日２１時現在、埼玉県川越市は、曇っています。現在、TV観測中です。流星電波観測速報によると、ふたご群は、１２日の１９時現在、１時間に４０個程度の出現で増加傾向にあります。１２月１１日２２時現在、９/１０日は、雨で観測できませんでした。流星電波観測速報によると、ふたご群は、１１日の２２時現在、１時間に２５個程度の出現で増加傾向にあります。晴れている所でのTV観測では、明るいふたご群の流星が増えています。１２月９日２１時現在、８/９日のTV観測でふたご群は、１時間に１０個程度の出現でした。流星電波観測速報によると、ふたご群は、１時間に５個程度の出現です。１２月８日現在、ふたご群は、私の５/６日のTV観測で１時間に１０個程度の出現でした。１２月６日現在、ふたご群は、１時間に５個程度の出現のようです。

石川県の室石氏のTV観測のライブ画像から引用　２０１５年１２月１４/１５日