2013年の2月の小流星群の観測速報

観測情報
2月は、上旬にθうしかい群(220゜ 50゜)が、かんむり群(231゜28゜)がまた、へび群(236゜ 14゜)が活動しています。8日頃にηぎょしゃ群が活動しています。中旬から下旬には、しし座にαβδ群の3群が活動します。こちらは、ゆっくりな流星が多いです。2011年には、2月4日にNASAのCAMSで2月のりゅう群が発見されました。輻射点は、 赤経 239.92 赤緯 +62.49  Vg = 35.58km/s  q = 0.971AU 1/a = -0.004AU  i = 55.2deg  Peri = 194.09deg  Node = 315.07degとのことです。 2004年は、火球がたくさん同時観測され軌道が求められています2月17日〜18日に新しい彗星(C/2006 M4)から流星が出現するかもしれません。TV観測による自動観測で同時観測をしたいものです。2月の流星輻射点一覧 吉田誠一さんのホームページへ 

2月の小流星群等の観測速報
2011年の観測速報 2010年の観測速報 2009年の観測速報 2008年の観測速報 2007年の観測速報 2006年の観測速報 2005年の観測速報 
2004年の観測速報 観測報告速報フォーマット(日本流星研究会) 観測報告先(日本流星研究会) 報告用紙など(日本流星研究会)

眼視等の観測速報
2月16日15時現在、2月3日現在の藤原氏の撮影した小惑星2012 DA14の動画がYouTubeで公開さています。2月15日にロシアのウラルに隕石が落下しました。その隕石雲の画像と鳴り響く轟音と激しい爆風の様子が、YouTubeで公開さています。「2013年2月15日のロシアの隕石の衝撃波」として京都大学のレポートが公開されています。2月15日現在、14日1時4分35秒に-9等の低速分裂火球が撮影できました。複数の方も眼視で見られています多くの方が撮影しています。隕石の落下の可能性は、ありませんでした。

観測時刻 時間 群名 群数 H・R 最微星 雲量 観測方向 観測者 観測法 最高H・R

電波観測結果
流星電波観測国際プロジェクト

        光度分布
時刻 群名 -3 -2 -1  0  1  2  3  4  5  6 合計 観測者 平均 観測法
 
輻射点情報
輻射点名 赤経 赤緯 流星数 広がり 確度 速度 平均光度 H・R 報告者 備考

火球情報
時刻 等級 発光点 消滅点 時間 速度 その他 観測者 観測地 観測方法 備考
27/28 19:25:15 -4 UMa 画像有り 下田氏 長野県 4.5mmF2.8 FISHEYE
22/23 22:01:05 -6 Boo 画像有り 下田氏 長野県 4.5mmF2.8 FISHEYE
19/20 01:22:04 -4 Tau 画像有り 下田氏 長野県 4.5mmF2.8 FISHEYE
13/14 00:32:10 -3.7 Leo さぎたりうす氏 大阪府 TVUFOCapture
13/14 01:04:35 -7 6.8 15.0 画像有り 関口 埼玉県 TVUFOCapture 同時分裂火球
軌道計算結果
13/14 01:04:35 -9.1 6.4 画像有り Sonotaco氏 東京都 TVUFOCapture
13/14 01:04:35 -8.3 画像有り masuzawa氏 長野県 TVUFOCapture
13/14 01:04:35 画像有り 埼玉N氏 埼玉県 カラー写真 18mm
13/14 01:04:35 -8 Her 画像有り 下田氏 長野県 4.5mmF2.8 FISHEYE
13/14 01:04:35 画像有り ada氏 千葉県 TVUFOCaptureHD24mm
8/9 08:48 -4 Hya 画像有り 下田氏 長野県 4.5mmF2.8 FISHEYE
6/7 23:50 -5 Her 画像有り 下田氏 長野県 4.5mmF2.8 FISHEYE
2/3 20:53 -6 CVn 画像有り 下田氏 長野県 4.5mmF2.8 FISHEYE