2018年のみずがめ座δ流星群とやぎ座流星群等の観測予想と速報

みずがめδ群等の予想
今年のみずがめ群の極大時刻は7月30日頃です。日本では、6月中旬から8月下旬頃まで、みられます。輻射点が低く、南方にあるため、極大期で1時間に10から20個程度の出現です。南半球のオーストラリアでは、観測条件がよく、かつて、何人かの日本流星研究会の会員が、オーストラリアへの遠征を試みて、その活動を捕らえています。毎年、極大は、はっきりしません。極大前後の3日間程度で1時間に10個以上の出現があります。明るい流星は、白く痕も見られます。写真観測では、あまり捕らえることができませんが、TV観測では、50mmのレンズでも、1時間に10個程度の出現を捕らえることができ、同時観測で軌道を求めることができます。今までに、いくつかのグループで、TVの同時観測を試みて、たくさんの軌道が求められています。その結果、この群は、4つの輻射点を持っていますが、みずがめδ群の南群の活動が多く、北群やι群の南北群は、少なくなっているようです。今年は、平年並みの1時間に10〜20個程度の出現と思われますが、極大前後に、火球の出現があるかもしれません。他に、この時期は、爆発を繰り返す火球が出現するやぎ座α群などの南方の小流星群( 7月の流星輻射点一覧)が活動しています。また、ペルセ群の初期活動も始まりますので、6mmや50mmのレンズのTV観測で同時観測をして、軌道を求める価値があります。
Comet C/2015D4(BORISOV)からの流星群出現予報について紹介がありました。この彗星に関連する流星群は、現在は知られていないが、1回帰トレイル(1-revolution dust trail)からの流星の出現がありうるということです。この彗星は、観測が多くないので、さらなる観測が必要のようですが、現時点では、周期は560年程度と計算されているようです。この彗星が、太陽日が近づいてくるときに木星軌道に接近するので、その結果として木星の周期的な強い摂動を受けたダストトレイルが地球に接近するそうです。1990年から2050年までの間で計算された1回帰ダストトレイルだと、2017年と2029年に出現が期待できるということです。予報輻射点は、赤経=79度、赤緯=-32度、地心速度=45.9 km/s という予報は出ています。活動時間は1時間?ということのようです。現在の彗星軌道からの長谷川先生の方法での流星輻射点予想では、太陽黄経=125.84度、7月30日になるそうです(地球との距離は、0.007AU)

やぎα群の同時流星による輻射点移動  やぎ群の画像へ  みずがめ群のアニメーションへ 

みずがめδ群等の観測速報
2017年の速報 2016年の速報 2015年の速報
 2014年の速報  2013年の速報  2012年の速報  2011年の速報
   
2010年の速報  2009年の速報 2008年の速報 2007年の速報 2006年の速報 2005年の速報 2004年の速報 
2008年やぎ群の画像と軌道計算結果へ 2008年みずがめ群の軌道計算結果へ
2007年みずがめ群の画像へ 2006年みずがめ群の画像へ 2005年みずがめ群の画像へ
観測報告速報フォーマット(日本流星研究会) 観測報告先(日本流星研究会) 報告用紙など(日本流星研究会)

眼視とTVの観測速報 水がめ群(δAqr)
月 日 観測時刻 時間 HR 総群数 最微星 雲量 観測方向 観測者 観測方法 最高HR
8 3/4 00:00-01:00 60 1 3 室石氏 TVUFOCapture
8 1/2 00:00-01:00 60 1 3 室石氏 TVUFOCapture
7 31/01 03:00-04:00 60 2 6 室石氏 TVUFOCapture
7 30/31 00:00-01:00 60 4 9 室石氏 TVUFOCapture
7 29/30 03:00-04:00 60 3 9 室石氏 TVUFOCapture

眼視とTVの観測速報 やぎ(αCap)群
月 日 観測時刻 時間 H・R 総群数 最微星 雲量 観測方向 観測者 観測法 最高値
8 1/2 23:00-00:00 60 2 2 室石氏 TVUFOCapture
7 31/01 00:00-01:00 60 1 2 室石氏 TVUFOCapture
7 29/30 03:00-04:00 60 1 3 室石氏 TVUFOCapture

電波観測結果
流星電波観測国際プロジェクト  2018年みずがめ群の電波速報 2016年みずがめ群の電波速報 2010年の上田氏のみずがめ群の電波観測結果

光度分布 水がめ群(δAqr)
月 日 −5 −4 −3 −2 −1  0  1  2  3  4  5  6 合計 観測者 平均 観測法
 
 光度分布 やぎ(αCap)群
月 日 −9 −8 −7 −6 −5 −4 −3 −2 −1  0  1  2  3  4  5  6 合計 観測者 平均 観測法
合計
   
輻射点情報
★7月の流星輻射点一覧
2010年の輻射点分布(上田氏)
月 日 輻射点名 赤経 赤緯 流星数 広がり 確度 速度 平均光度 H・R 報告者 備考

火球準火球情報等
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月  日 時刻 等級 発光点 消滅点 群 時間s 速度 痕 色 音 その他 観測者 観測地 観測方法 備考
8 2/3 20:17:11 -4.1 Cap 0.1 画像あり 下田氏 長野県 TVUFOCapture
7 29/30 03:52:25 -7.4 Cap 2.4 画像あり 下田氏 長野県 TVUFOCapture