2024年のふたご座流星群等の観測予想と観測速等

ふたご座流星群等の予想等
今年の極大は14日の10時頃です。極大期と呼ばれる12月11日から16日頃には1時間に数十~100個程度の流星が見られるます。性状は、やや速く、2~3等の流星が多いですが、火球も見られます。かつての活動が活発だったのは、1979年と1980年と1991年と1999年で、79年と91年と99年には、火球が多く出現しました。ともに1時間当たり100個程度という大出現を観測しました。ここ数年も、多く出現しています。佐藤氏の今年の出現予想ふたご群のダストトレイルのシミュレーションふたご群のダストトレイルモデルのビデオ母天体は、小惑星3200番・ファエトン (1983TB)Phaethonです。出現数は、100個程度で火球もたくさん見られるかもしれません。一晩中観測が可能です。今年は、満月近くで条件は、あまりよくないです。出現数は、23時から3時頃が多いです。色々な方法で観測しましょう。晴れたら、必ず観測するようにしましょう。さらに、貴重なデータを残す様に心がけましょう。観測したり、写真に撮ったりしたら、報告をするのも忘れない様にしましょう。また、χオリオン群やいっかくじゅう群やうみへび群などの小流星群も活動しています。ビデオ観測や写真で軌道がたくさん求められていますここ数年、CMORアンドロメダ群の突発が観測されたとSPACE WEATHERで紹介されています。HR=20程度だったようですが、今後の増加にも要注意としています。国内の電波観測ではどうだったでしょうか?暗いものが主体で、ビデオや眼視では難しいでしょうが、12月上旬にカシオペア座(アンドロメダではない)に注意する必要がありそうです。ビエラ彗星のものだと主張していますが、これについては、慎重に考える必要があるでしょう。RA=18,Dec=56,V=16,Dec3-5,ZHR=50 属するとみられる122個の軌道より、Biela彗星が1649年に近日点通過した際に放出された粒子とみられる。ただし、これはLyapunov time(軌道が不確定になる期間)を5倍超えた年の軌道である。また、粒子の大きさは密度が見ずに等しいとして r=0.5mm相当である。ほうおう群、1956年12月5日に明るい火球を含めた突発出現がインド洋上の南極観測船宗谷にて、中村純二氏(東大名誉教授)他多くの隊員が目撃しました。その後、明確な出現は報告されていません。1956年当時にさかのぼった理論予報輻射点位置は、α4°δー42°です(天文月報2006年11月P.633)。これは、修正輻射点でもあります。さらに、Vg11km/s程度の速度ですから、視輻射点は、4°δー21°Vobs15.6km/s程度になります。2014年は、ダストトレイルが接近する予報があり、活動が確認されています。2012年にウィルタネン彗星46P/Wirtanen由来の流星群が見られる可能性が、あるらしいです。輻射点は、うお座の西の方の魚と、ペガスス座四辺形の背中側の辺の、間あたりです。AntierがJérémie Vaubaillonのモデルを元に66-Draconidsが2016年12月2日 (21h30m UT)と3日(07h00m UT)に突発する(RA = 310°, Dec. = +64°)と予想していたので、BeNeLux(CAMSのヨーロッパ版)で確認しようとしたところ、別の群(336) DKD December kappa Draconidsの突発を捉えた(RA=186°, DE =70°)。最初の流星は、19:39 UTで最後は05:08:48 UTであった。PaulがBeNeLuxで流れた元の報告の要約です。日本では朝から昼まですから、どうだったでしょう。

ふたご座流星群等の観測報告

観測報告速報フォーマット(日本流星研究会) 観測報告先(日本流星研究会) 報告用紙など(日本流星研究会)
ふたご座流星群観測情報  ふたご座流星群概要 ふたご座流星群を眺めよう」というキャンペーン
UFOキャプチャー画像 ビデオによる画像や動画へ 2004年ふたご座流星群の写真集  2002年からのふたご群の眼視観測出現グラフ(日本流星研究会)
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SonotaCo Network 流星情報 SonotaCo氏の2005年の観測結果。 ふたご群の2005年の同時観測結果。大量です。
2010年ふたご群の動画ダイジェスト1Mあります。) 2006年ふたご群の画像  2005年ふたご群の画像 2004年のふたご群の画像
2012年 ふたご座流星群画像集 2011年ふたご座流星群画像集 2010年 ふたご座流星群画像集  ふたご座流星群の画像
ふたご群のダストトレイルのシミュレーション ふたご群のシミュレーションへ
流星痕の観測法   

12月13日現在、12/13日の私のTV観測では、13日の0時と1時1時間に137個が最高でした。12月12日現在、11/12日の私のTV観測では、12日の2時と3時1時間に61個が最高でした。12月3日現在。ふたご群は、私のTV観測で3日の0時台に1時間に5個が最高でした。

ふたご群の眼視とTVの観測速報
ふたご群のダストトレイルのシミュレーション

月日 観測時刻 時間 H・R 群数 最微 雲量 観測方向 観測者 観測法 最高H・R
12-12/13 01:00-02:00 60 137 900 N S E W Z NE SE NW WSW WWS 関口 TVUFOCapture 137
12-11/12 02:00-03:00 60 61 406 N S E W Z NE SE NW WSW WWS 関口 TVUFOCapture 61
12-2/3 00:00-01:00 60 5 28 N S E W Z NE SE NW WSW WWS 関口 TVUFOCapture 5

12月日現在、時頃で、ふたご群は、1時間に個程度の出現のようです。徐々に増化傾向です。
 杉本氏の電波観測速報  杉本氏の電波観測のライブ画像  流星電波観測国際プロジェクト 

輻射点情報
輻射点名 赤経ro 赤緯 流星数 広がり 確度 速度Vo 平均光度 H・R 報告者 備考
12 12/13 Gem 113.5 33.6 5 35.1 関口 TV同時流星
11 25/26 Gem 95.6 35.6 5 34.6 関口 TV同時流星
11 11/12 Gem 816. 33.3 5 39.1 関口 TV同時流星
 

光度分布(ふたご群)
月日 時刻 -8 -7 -6 -5 -4 -3 -2 -1  0  1  2  3  4  5 合計 観測者 平均 観測法
合計 2 9 22 117 292 459 253 145 39 3 3 1334
12-12/13 18:00-06:15 2 7 17 84 195 316 166 87 21 3 2 900 関口 TVUFOCapture
12-11/12 18:00-06:15 2 5 32 83 133 79 53 18 1 406 関口 TVUFOCapture
12-2/3 1 4 10 8 5 28 関口 TVUFOCapture
 

火球等の情報
月日 時刻 等級 発光点 消滅点 時間sec 速度g その他 観測者 観測地 観測方法 備考