２００４年のこぐま座流星群等の観測予想と観測速報
こぐま座流星群の予想等
今年の極大は、２２日の１８時頃です。極大日と呼ばれる12月２０日から２５日頃には1時間に数個の流星が見られるます。性状は、やや遅く、２〜３等の流星が多いですが、火球も見られます。かつての活動が活発だったのは、1980年には、火球が多く出現しました。ともに1時間当たり１0個程度という出現でした。ビデオと写真で軌道が求められています。
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こぐま座流星群の観測速報
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２００４年のこぐま群の画像　　こぐま群の軌道

１２月２５日の２２時４分頃に長経路火球が、ＴＶで撮影されています。２３日１５時現在。２２／２３日の眼視観測では、こぐま群は、１８時台の１時間に８個程度の出現があったようです。長田氏によると光度は、２〜３等の流星が多かったようです。ＴＶ観測では、２等以上の明るいものがとらえられていたようです。ＴＶ観測では、さぎたりうすさんがこぐま群を２つとらえています。埼玉Ｎ氏が、２２時台に１時間に４個の突発を観測しています。極大は、１９時台と２２時台にあったものと思われます。私の方は、雲が流れだし全くとらえていませんでした。その後は、５時台に２個程度の出現でした。また、藤原氏は、６個の流星から輻射点を求めています。よく集中していたとのことです。２２日２０時現在、私のＴＶ観測では、こぐま群を１９時台に２個とらえています。２個とも１９時２０分台に出現していることから、１９時２５分頃に極大があったものと思われます。この時間帯で、こぐま群が２個同時になっています。そのうちの明るい−０．７等のこぐま群が３点で同時になっていました。SonotaCo氏が、軌道計算しています。１９時現在、２２日の１８時台は、私のＴＶ観測では、こぐま群は、観測できていません。２１日現在、２０／２１日に眼視観測でこぐま群は、１時間に３個程度の出現。−２等級の準火球も出現しているようです。ＴＶ観測では、１時間に１個程度の出現。かみのけ群の方がやや多く出現しているようです。ＴＶ観測で１時間に２〜３個程度出現しているようです。１９日現在、SonotaCo氏のＴＶ観測で１時間に１個程度の出現がありました。この５時３４分の−０．４等のこぐま群は、埼玉N氏もＴＶ撮影されていて軌道が求められました。明らかにこぐま群であることが分かりました。１８日現在、SonotaCo氏が１８日の３時４６分頃に−３等のこぐま群と思われる火球をＴＶで撮影しています。６／７日の私のＴＶ観測では、こぐま群と思われる流星が１時間に１個とらえています。２日現在、ＴＶ観測では、こぐま群と思われる流星は、１時間に１個程度の出現です。今年は、ＴＶ観測によって、１１月２２／２３日にこぐま群と思われる準火球が同時になっていて軌道が求められています。また、１１月２２日以降もこぐま群と思われる流星がＴＶ観測で得られています。