2015年のはくちょう座κ流星群等の観測予想と速報等

はくちょう座κ流星群等の予想
今年の極大日は、20日頃です。20日〜21日の20時から2時頃までの観測が重要になります。日本では、輻射点が北の空のため一晩中見られます。予想出現数は、1時間に3個程度です。夏休みの時期ですので、できるだけ空のよい所で観測しましょう。毎年、極大は、はっきりしていません。7月にはいると観測され、ペルセの極大頃にもよく観測されています。極大前後の2日間程度で1時間に多くて5個程度の出現があります。0等から2等程度の明るい流星が、ゆっくり流れます。時に小爆発します。2007年からγDra群という群が似た軌道を持っていることが分かり今年も注意する必要があります。2007年の観測では、7月にγDra群の突発があり、8月にはくちょう群が多くなっています。どちらも同一群か話題になっています。TV観測では、50mmのレンズでも、1時間に2個程度の出現を捕らえることができ、同時観測で軌道を求めることができます。その結果、かなり複雑な構造をした複合群です。今までに、多くのグループで、写真やTVの同時観測を試みて、いくつかの軌道が求められています。学生さんは、準備をしっかりして観測しましょう。この群と小惑星2008 ED69と関連についてIAUからの情報(CBET)があります。また、この時期は、こうま群、うお群、くじら群などの南方の小流星群も活動しているので、同時観測をして、軌道を求める価値があります。また、電波観測では、天気に左右されずに観測ができます。
観測報告速報フォーマット(日本流星研究会) 観測報告先(日本流星研究会) 報告用紙など(日本流星研究会)
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はくちょう座κ流星等の観測速報

8月4日20時現在、埼玉県川越市は、晴れています。現在TV観測中です。

 2015年7月日から8月日までのTV同時流星の白鳥群の輻射点分布
 
眼視とTVの観測速報(はくちょう群とγDra群?)
観測時刻 時間 H・R 全群数 最微星 雲量 観測方向 観測者 観測法 最高HR
8

電波観測結果
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光度分布(Cyg群)
時刻 −7 −6 −5 −4 −3 −2 −1  0  1  2  3  4  5  6 合計 観測者 平均 観測法
合計
8

輻射点情報
輻射点名 赤経 赤緯 流星数 広がり 確度 速度 平均光度 H・R 報告者 備考

火球等の情報
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時刻 等級 発光点 消滅点 時間 その他 観測者 観測地 観測方法 備考