２００７年のしし座流星群等の観測予想と観測報告等

しし座流星群等の予想等
今年の通常極大は、１８日の１１時頃です。１４日〜２１日頃の観測が重要になります。月の影響はあまりありません。この群は、２２時３０分頃から５時半頃まで観測が可能ですが、２３時半時から５時半頃までが多いです。今年、予想出現数は、１８日の５時頃に、１時間に３０〜５０個程度でしょう。母彗星の回帰にともない２０００年前後に流星が多くなりましたが、ここ数年だいぶへってきているようです。今年のしし座流星群の予報。1932年のダストトレールが11月19日朝に接近すると予報されていますが、放出速度が98m/sと非常に速いので、望遠鏡流星のような非常に暗い流星しか出ないと思われます。上田氏によると２００２年のしし群の微光流星雨を200mmレンズとI.I.で同時観測でとらた。このときの母彗星からの放出速度は88.9m/sでした。捉えたしし群は5等、６等がほとんどで、それより明るいものはほとんどありませんでした。とのことです。２００２年は極大の３日前（１６／１７日付近）に小極大も観測されています。速くて白で痕を残すのが特徴です。時々明るい爆発を伴う火球も出現します。写真観測とＴＶ観測では、５０ｍｍのレンズでも、１時間に５個程度の出現を捕らえることができ、軌道を求めることができると思います。今までにも、多くのグループで、写真やＴＶの同時観測を試みて、軌道がたくさん求められています。しし群は、高速のため、I・Iをつけたビデオ観測では、高高度流星の撮影も可能です。９８年には、NHKのハイビジョンカメラで−１０等級の火球が捕らえられ、１７７Kｍ上空から発光し、７７Km付近で消滅し１００Kｍも飛行していました。他の観測者も、しし群の流星を同様に１５０〜１７０Km付近での発光を捕らえています。極大前後でも、十分に軌道を求めることができそうです。また、この時期は、しし群の他にたくさんの小流星群が活動していますので軌道を求める価値があります。ここ数年、TV6mmUFOCaptureによる観測が行われる様になりました。暗い流星と火球の観測には有効です。２００４年は、１０月１７／１８日から１２月２日までしし群が観測されています。また、電波観測では、天気に左右されずに観測ができます

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１２月２日現在、１／２日の私のＴＶ観測では、しし群が、まだ、１時間に１〜５個も判定されています。１１月２６日現在、２６日の４時５３分頃に-７等のしし群の火球がＴＶ観測で同時観測されています。電波観測で観測されています。ＨＲＯ画像。私のＴＶ観測でも撮影できていました。２４日現在、２３／２４日のＴＶ観測では、しし群は、１時間に１〜３個程度。まだ、マイナス等級が出現しています。日本流星研究会のしし群の観測速報では、しし群の出現グラフが掲載されています。極大は、１８／１９日となっています。出現数は過去3年と同程度かやや少なめ？というところです。２０日現在、１９／２０日の眼視観測では、しし群は、４時台に１０個程度。ＴＶ観測では、１８個と少なくなっています。１９日２１現在、１９日の３時１０分頃に−３等のしし群の火球がＴＶ観測で同時観測されています。スペクトルも撮影されています。２０時現在、１８／１９日のTV観測では、しし群は、４時台に５８個となっています。眼視観測では、１８／１９日のしし群は、１時間に１７〜５２個程度です。やはり、明るいのは少なかったようです。６時現在、１８／１９日の私のＴＶ観測では、昨晩より多くなっています。４台で１時間に４０個程度と思われます。火球は、あまりなく暗い流星が多いようです。現在解析中です１８日現在、１８日の０時３５分頃に−３等のしし群の火球が同時になっています。また、電波観測でもエコーが観測されています。いくつか火球が出現していたようです。ＴＶ観測では、しし群は、３時台に２４個程度。私のＴＶ観測では、１７／１８日の３時台に天頂の１台で５個と少なかったです。輻射点の集中はとても良いです。今のところ火球もありません。暗いのが多かったようです。１７／１８日の眼視観測では、しし群は、３時台に３０個程度と少なかったようです。長田氏のコメントでは、しし群は昨日と同じく明るいものが少なくパッとしないが、２等ほどの流星でも痕がフワッと浮いてくるように見えたとのことです。１７日２１時現在、１６／１７日の眼視観測結果が入ってきました。３時台に２２個と多くなっています。３時１０分からの５分間に４個の突発があっようです。１４時現在、１６／１７日のＴＶ観測では、しし群は、４時台に１６個。マイナス等級の明るい流星が多くなっています。１５日現在、私の１４／１５日のＴＶ観測では、しし群は、１時間に５〜８個程度。１５日の４時３８分頃に−２．６等のしし群の準火球が撮影できました。１４日現在、私の１３／１４日のＴＶ観測で、１時３９分頃にしし群思われる−６等の火球が撮影できました。他のＴＶ観測者の結果では、しし群が１時間に１〜５個程度。明るいのが多くなってきました。１０日現在、私の８／９日ＴＶ観測では、１時間に１個。１０月３０日現在、２９／３０日の私のＴＶ観測では、しし群は、４時台に４個と増加しています。今年は、１０月２０／２１日に初期出現がとらえられています。