２００８年のペルセウス座γ流星群等の観測予想と速報等

ペルセウス座γ流星群等の予想
今年の極大日は、１２日の２１時頃です。９日〜１５日の２０時から４時頃までの観測が重要になります。今年の突発極大は、１２日の２０時から１３日の０時ですので流星の数が多くなるかも知れませんので要注意です。今年は、月は良の条件です。初心者にとっては、明るく数も多いので観測しやすい群です。SonotaCo 氏の開発したUFOCaptureを使って、WatecNeptune１００＋CBCレンズ３．８mmか６ｍｍか８ｍｍを使えば、自動で観測できますので、たくさん撮影できます。日本では、輻射点が北の空のため一晩中見られます。予想出現数は、１時間に３０〜１００個程度です。山などの観測条件がよいと、１時間に１５０個程度になります。夏休みの時期ですので、できるだけ空のよい所で観測しましょう。毎年、極大は、はっきりしています。極大前後の２日間程度で１時間に３０個以上の出現があります。明るい流星が多く、速くて爆発し痕もよく残ります。どの観測方法でも十分に楽しめます。写真観測とＴＶ観測では、５０ｍｍのレンズでも、１時間に１０個程度の出現を捕らえることができ、同時観測で軌道を求めることができます。その結果、かなり複雑な構造をした複合群であることが分かっています。今までに、多くのグループで、写真やＴＶの同時観測を試みて、たくさんの軌道が求められています。学生さんは、準備をしっかりして観測しましょう。また、この時期は、はくちょう座κ流星群、こうま群、うお群、くじら群　ηEri群などの南方の小流星群も活動しているので、同時観測をして、軌道を求める価値があります。また、電波観測では、天気に左右されずに観測ができます。
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ペルセウス座γ流星群観測情報等
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協定日時： ８月１２／１３日（火／水）２０：００−４：００（ペルセウス群）
報告様式 　報告先　質問Q&A

ペルセウス座γ流星群の観測速報
軌道計算結果２００５年　外国でのペルセ群の様子２００５　軌道計算結果２００４年　
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８月１７日現在、１６／１７日は、雨のため観測していません。日本流星研究会の速報では、１５／１６日は、１時間あたり１６個。１５／１６日は、１９時から２２時まで、北の空で雷光が激しかったのでスプライトが４つ撮影できました。また、他の観測者は、ブルージェットも観測されています。ペルセ群は、１５／１６日は、私のＴＶ観測で３時台に１時間に６個と減っています。眼視観測では、１時間に２３個となっています。また、Ｓ３８群が３時台に１４個と多くなっています。１４／１５日の眼視観測では、１時間に１９個となっています。日本流星研究会の速報では、１時間あたり３９個。上田氏によると、８月１２日１４時台(JST)にペルセウス座流星群の活動と思われるロングエコーの突発出現があったようです。１５日現在、１４／１５日は、雲が少し流れていますが、晴れていました。　私のＴＶ観測で　１５日の１時５０分に-４等のペルセ群の火球が撮影できていました。この火球は、５点で同時観測されていたので軌道が求まりました。　また、スペクトルも捕らえられています。さらに、カラーの動画も捕らえられています。出現状況等は、現在情報収集中です。１４日現在、１３／１４日は、埼玉県は、２時頃から少し晴れました。私のＴＶ観測で　１４日の２時４０分２３秒に-４等のペルセ群が動画撮影できていました。この火球は、同時観測されていたので軌道が求まりました。晴れたところでの眼視データでは、ペルセ群は、３時台に１時間に７８個が最高です。私のＴＶ観測では、２時台に１時間に２１個となっています。昨晩より明るい流星が多かったようです。日本流星研究会の速報では、１３／１４日は、１時間あたり５２個。１３日現在、今晩も埼玉県は、曇っています。１２／１３日は、埼玉県は、曇りました。関東だけでなく曇ったところが多いようです。北陸地方は、晴れたようで昨晩より多くペルセ群が撮影されています。晴れたところでの眼視データでは、ペルセ群は、１時台に１時間に１３６個とＴＶ観測では、３時台に１時間に１２７個と多く出現しています。観測者のコメントでは、「Per群は、明るいものは少ないものの、数は結構出ていて、連発も多く見応えがありました。しかし、２時を過ぎると輻射点が上がったにも関わらず、出現数は横ばいか減少傾向で、更に空の透明度も落ちてきて２時台は１時台よりも数が減ってしまいました。」とのことです。日本流星研究会の速報では、１２／１３日は、１時間あたり９４個となっています。１３日の４時５５分３５秒に−３等以上のペルセ群と思われる火球が薄明の中撮影されています。全国的に電波観測で３０秒ほどのロングエコーが観測されているようです。１２日現在、１１／１２日は、埼玉県は、曇りました。理想の空で観測された住江氏の眼視データでは、ペルセ群は、３時台に１時間に１４１個と多く出現しています。また、コメントでは「Per群は、０時以降 急激に数を増やしました。連発出現も多く活発な印象でしたが、飛ばない時間帯も多く HR=100は突破したものの、まだ若干おとなしい印象で、ピークまでは時間がある様に思えました。」とのことです。日本流星研究会の速報では、１１／１２日は、１時間あたり６４個となっています。ＴＶ観測では、晴れた所で、２時台に１時間に７８個となっています。マイナス等級が多くなっています。電波観測では、１１／１２日に近似ZHRが９８個となっています。１１日現在、１０／１１日は、埼玉県は、曇りました。晴れた所では、ペルセ群は、ＴＶ観測で３時台に１時間に４１個となっています。マイナス等級が５２個と多くなっています。１０日現在、晴れた所では、ペルセ群は、９／１０日のＴＶ観測で３時台に１時間に４１個が最高です。−５等のペルセ群の火球も２個同時観測されています。電波観測でロングエコーが捕らえられていました。９日現在、今年のダストトレイルの予報が出ています。１１／１２日と１２／１３日の晩が特に要注意です。よく晴れた所では、ＴＶ観測で８／９日のペルセ群は、１時間に２７個が最高です。−５等のペルセ群の火球も同時観測されています。だんだん明るくなってきたようです。８日現在、各地で７／８日も観測されています。天気がやや悪かったようで昨日よりもやや少ないです。ペルセ群は、ＴＶ観測で6／7日は、1時間に17個が最高でした。−５等のペルセ群の火球がＴＶ観測で同時観測されています。７日現在、６／７日は、晴れたところが多いようでペルセ群がさらに増加しています。TV観測で１時間に３７個が最高です。６／７日のペルセ群の軌道。６日現在、４／５日と５／６日は、天気が良くなくあまり観測されていません。４日現在、ペルセウス群が３／４日のＴＶ観測で、１時間に２０個。マイナス等級が増えてきています。３／４日のペルセ群の軌道。３日現在、ペルセウス群が２／３日のＴＶ観測で、１時間に１５個とみずがめ群より多くなってきました。また、明るい流星も増加しています。２／３日のペルセ群の軌道。７月３１日現在、３０／３１日のＴＶ観測では、ペルセウス群は、１時間に１０個程度と増加しています。３０日現在、２８／２９日に得られたペルセウス群のＴＶ同時流星の軌道計算結果。２７日現在、２６/２７日のペルセウス群は、ＴＶ観測で１時間に８個程度と増加しています。ここ数日のペルセ群の同時軌道計算結果。２６日現在、ペルセウス群は、ＴＶ観測で１時間に４個程度。うお群やエリダヌス群も活動を始めています。２０日現在、１９／２０日のＴＶ観測でペルセ群の同時観測が１個ありました。７月１９日現在、天気の悪い中、ここ１週間は、ペルセ群がＴＶ観測で１時間に１個程度観測されています。１３日現在、１２／１３日の私のＴＶ観測では、ペルセ群が３個判定されました。輻射点も良く揃っています。１個同時になっていましたので軌道がでました。１２日現在、１１／１２日のＴＶ観測でペルセウス群が１時間に１から３個程度観測されています。

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