２０１１年のふたご座流星群等の観測予想と観測速等

ふたご座流星群等の予想等
今年の極大は、１５日の２時頃です。極大期と呼ばれる１２月1２日から1６日頃には1時間に数十〜１００個程度の流星が見られるます。性状は、やや速く、２〜３等の流星が多いですが、火球も見られます。かつての活動が活発だったのは、1979年と1980年と1991年と1999年で、79年と91年と99年には、火球が多く出現しました。ともに1時間当たり100個程度という大出現を観測しました。ここ数年も、多く出現しています。母天体は、小惑星3200番・ファエトン　（１９８３TB）Phaethonです。出現数は、１００個程度で火球もたくさん見られるかもしれません。一晩中観測が可能です。今年は、条件がよくありません。出現数は、０時から２時頃が多いです。今年は満月近くなので、夜半前は、月明かりがあります。色々な方法で観測しましょう。晴れたら、必ず観測するようにしましょう。さらに、貴重なデータを残す様に心がけましょう。観測したり、写真に撮ったりしたら、報告をするのも忘れない様にしましょう。また、χオリオン群やいっかくじゅう群やうみへび群などの小流星群も活動しています。ビデオ観測や写真で軌道がたくさん求められています。ほうおう群は、1956年12月5日に明るい火球を含めた突発出現がインド洋上の南極観測船宗谷にて、中村純二氏（東大名誉教授）他多くの隊員が目撃しました。その後、明確な出現は報告されていません。1956年当時にさかのぼった理論予報輻射点位置は、α４°δー42°です（天文月報2006年11月P.633）。これは、修正輻射点でもあります。さらに、Vg11km/s程度の速度ですから、視輻射点は、４°δー21°Vobs15.6km/s程度になります。活動するか確かめましょう。
観測報告速報フォーマット（日本流星研究会）　観測報告先（日本流星研究会）　報告用紙など（日本流星研究会）
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２０１２年１０月７日現在、大阪教育大の藤井大地さんが、2011年12月09日18時05分48秒に1999JU3と近似した軌道を持つ4等級の流星を同時観測されていました。１２月２４日現在、masuzawa氏のＴＶ観測のデータが入ってきました。それによると、１３／１４日の１時２０分から２時２０分間の１時間に１３２個となっています。２時４７分頃には、１分間に７個のふたご群が観測されています。１６日現在、１２月１５日４時３０分２５秒に−４等のふたご群の火球がＴＶ観測されています。スペクトル写真もとられています。１２月１３日１７時５１分３４秒に−６等の火球がＴＶ観測されています。１５日２１時現在、私のＴＶ観測では、１５／１６日の２０時台は、ふたご群が１時間に１２個と減っています。日本流星研究会の眼視の観測速報が報告されています。２３時５８分の１分間にふたご群が６個の出現を眼視観測で観測されています。６時現在、私のＴＶ観測では、１４／１５日の６時までに全流星数が１０７８個となりました。ふたご群は、６７７個でした。火球は、殆ど無く、暗い流星が多かったです。１コマに３個撮影できた時もあります。３時現在、私のＴＶ観測では、１４／１５日の３時までに全流星数が８００個を越えました。０時現在、私のＴＶ観測では、１４／１５日の２３時台に１時間にふたご群は、１００個程度の出現です。１２月１４日２３時現在、私のＴＶ観測では、１４／１５日の２２時台に１時間にふたご群は、８０個程度の出現です。２２時現在、私のＴＶ観測では、１４／１５日の２１時台に１時間にふたご群は、６０個程度の出現です。石川県では、晴れているようでふたご群がたくさん観測されています。流星電波観測速報によると、１４/１５日のふたご群は、２１時台の１時間に最高で１２０個程度の出現です。眼視観測の速報が入ってきました。１３／１４日の３時台にふたご群は、１時間に７２個が最高です。月明かりの影響が出ています。２１時現在、明るいふたご群が流れています。流星電波観測速報によると、１４/１５日のふたご群は、２０時台の１時間に最高で９０個程度の出現です。１２月１３日２１時現在、流星電波観測速報によると、１３/１４日のふたご群は、２０時台の１時間に最高で７５個程度の出現です。石川県では、晴れているようでふたご群がたくさん観測されています。１３／１４日の２時台に８３個となっています。多い時には、１分間に３個も出現しています。昨晩１２／１３日も、ほぼ快晴で、私のＴＶ観測で全部で　５３０個撮影できています。ふたご群は、２６０個撮影できました。０時台に４６個が最高ですが、２時台に５０個程度と思われます。ふたご群の火球は、ありませんでした。暗い流星が多いです。流星電波観測速報によると、１２/１３日のふたご群は、１時間に最高で５５個程度の出現です。１２月１２日２２時現在、流星電波観測速報によると、１２/１３日の２０時台はふたご群は、４０個程度の出現です。２１時現在、昨晩は、快晴で、私のＴＶ観測で全部で　３７２個程度撮影できています。ふたご群は、１２８個で０時半からの１時間で２５個となっています。ふたご群の極大に近づいているのが分かります。流星電波観測速報によると、１１/１２日には、ふたご群は、１時間に３０個程度の出現。１２月１１日現在、私のＴＶ観測では、皆既日食中の暗い空でふたご群は、１０／１１日の２３時台の１時間に１５個の出現となっています。流星電波観測速報によると、１０/１１日には、ふたご群は、１時間に２０個程度の出現。カシオペア座からの新流星群と思われる流星が４／５日に１７個同時流星になっていて軌道が求められています。新群なのか、アンドロメダ群と関連があるのでしょうか？今後が楽しみです。この時の同時流星の精密軌道です。２０１３年に司馬氏より発表されています。１２月１０日２２時５０分現在、あと少しで皆既食になります。現在、欠けた部分は赤銅色に変わっています。２２時現在、川越市は、晴れています。部分食が始まっています。満月から少しかけ始めています。１２月９／１０日のふたご群の同時流星の軌道計算をしました。流星電波観測速報でふたご群の結果が公開されています。９/１０日には、ふたご群は、１時間に１０個程度の出現のようです。うみへび群やかみのけ群やこぐま群なども観測されています。１２月６日現在、１２月６日１時９分４９秒に−１０等の火球がＴＶ観測されています。私もフラシュのみ撮影しています。眼視観測でも目撃情報が入っています。１１月２５日２１時現在、１１月２４日５時６分１５秒に−２等のふたご群の長径路流星がＴＶ観測によって動画撮影されています。１１月２３日１６時現在、私のＴＶ観測でもふたご群の流星が２つが同時流星になっていましたので軌道計算しました。１１月１９日２２時現在。１２月のふたご群が１５日から判定されていたので軌道計算をしました。