２０１２年のふたご座流星群等の観測予想と観測速等

ふたご座流星群等の予想等
今年の極大は、１４日の８時頃です。極大期と呼ばれる１２月1２日から1６日頃には1時間に数十〜１００個程度の流星が見られるます。性状は、やや速く、２〜３等の流星が多いですが、火球も見られます。かつての活動が活発だったのは、1979年と1980年と1991年と1999年で、79年と91年と99年には、火球が多く出現しました。ともに1時間当たり100個程度という大出現を観測しました。ここ数年も、多く出現しています。母天体は、小惑星3200番・ファエトン　（１９８３TB）Phaethonです。出現数は、１００個程度で火球もたくさん見られるかもしれません。一晩中観測が可能です。今年は、新月で条件がよいです。出現数は、０時から２時頃が多いです。今年は１３／１４日の晩が極大です。色々な方法で観測しましょう。晴れたら、必ず観測するようにしましょう。さらに、貴重なデータを残す様に心がけましょう。観測したり、写真に撮ったりしたら、報告をするのも忘れない様にしましょう。また、χオリオン群やいっかくじゅう群やうみへび群などの小流星群も活動しています。ビデオ観測や写真で軌道がたくさん求められています。ほうおう群は、1956年12月5日に明るい火球を含めた突発出現がインド洋上の南極観測船宗谷にて、中村純二氏（東大名誉教授）他多くの隊員が目撃しました。その後、明確な出現は報告されていません。1956年当時にさかのぼった理論予報輻射点位置は、α４°δー42°です（天文月報2006年11月P.633）。これは、修正輻射点でもあります。さらに、Vg11km/s程度の速度ですから、視輻射点は、４°δー21°Vobs15.6km/s程度になります。活動するか確かめましょう。2012年にウィルタネン彗星46P/Wirtanen由来の流星群が見られる可能性が、あるらしいです。輻射点は、うお座の西の方の魚と、ペガスス座四辺形の背中側の辺の、間あたりです。
。観測報告速報フォーマット（日本流星研究会）　観測報告先（日本流星研究会）　報告用紙など（日本流星研究会）
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１２月１８日現在、１２月１４日のNASAの流星ネットワークカメラに写っていたふたご座流星群の火球が公開されています。１２月１６日現在、１５／１６日のふたご群の出現数は、２３時台に１時間に１４個が最高です。激減しています。流星電波観測速報によると最高で１時間に５個程度。１２月１５日現在、１４／１５日のふたご群の出現数は、流星電波観測速報によると最高で１時間に５０個程度。減少傾向が続いています。私の１３／１４日のＴＶ観測では、１４５７個の内１０３４個がふたご群でした。１４日の火球は、同時観測されていて軌道計算できました。また、１コマに２個撮影が多くありました。１コマに３個のふたご群が１コマありました。１２月１４日現在、１３／１４日のふたご群出現数は、空の条件のよい所では、眼視観測で、１時半から２時半の１時間に３７０個が最高です。ＴＶ観測では、１時半から２時半の１時間で最高が１９７個となっています。月もなく、快晴のところが多く、ふたご群の出現数は、過去最高の記録となっています。長田氏によると「ふたご群は活発な出現が一晩中続き、２時台には１０秒で２０個の出現も見られた。」とのことです。７時現在、私の１３／１４日のＴＶ観測では、１３００個以上を撮影しています。ふたご群が、殆どです。昨晩を越えています。火球は、１個のみ撮影できました。流星電波観測速報を見ると最大で１６０個程度の出現で極大を過ぎたようです。このさきどうなるのでしょうか？。１３／１４日の０時現在、１３／１４日のふたご群は、昨晩より増加しています。今晩は、ふたご群の極大日です。このまま増加するのでしょうか？。結果が楽しみです。私のＴＶ観測では、０時現在で、全部で４５０個撮影できています。殆どがふたご群です。流星電波観測速報では、もうすでに１時間に１５０個程度になっているようです。ここ数時間極大時刻付近でこの程度の出現が続きそうです。１２月１３日２１時現在、私のＴＶ観測では、ふたご群は、１８時台に６個程度、１９時台に２７個程度、２０時台に５０個程度と昨晩より多くなっています。明るいのも多くなっています。流星電波観測速報では、もうすでに１時間に１００個程度になっているようです。ここ数時間極大時刻付近でこの程度の出現が続きそうです。１８時現在、今晩は、ふたご群の極大日です。このまま増加するのでしょうか？。結果が楽しみです。１２／１３日の眼視観測では、ふたご群は、３時台に８０から１００個程度の出現があったようです。火球は、あまり観測されていません。暗い流星が多いです。さらに、ＴＶ観測でも２時頃に１時間に９４個となっています。また、流星電波観測速報でも、ふたご群は、１時間に最高で１００個程度の結果になっています。７時現在、１２／１３日の私のＴＶ観測では、全部で１０００個撮影できました。ふたご群がさらに多くなっています。３時現在、１２／１３日のふたご群は、昨晩よりさらに増加しています。１分間に２個撮影できている時もありました。流星電波観測速報によると、１２／１３日のふたご群は、１時間に７０個程度の出現のようです。１２日１１／１２日の私のＴＶ観測では、２時台に１時間で５１個が最高となっていました。流星電波観測速報によると、１２／１３日のふたご群は、２０時台で１時間に７０個程度の出現のようです。１２／１３日の私のＴＶ観測では、ふたご群は、２０時台に２０個程度の出現でした。日本流星研究会の眼視観測速報が公開されています。速報によると、１１／１２日のふたご群は、２０個程度。空の条件のよい所では、眼視観測で、１１／１２日の１時台に最高で７０個程度。２０時現在、１２／１３日の私のＴＶ観測では、ふたご群は、１９時台に１０個程度の出現でした。７時現在、１１／１２日の私のＴＶ観測では、全部で６０９個撮影できました。ふたご群が多くなっています。流星電波観測速報によると、１１／１２日のふたご群は、最高で、１時間に５０個程度の出現のようです。１２月１１日現在、１１／１２日のふたご群は、２０時台に１５個程度でした。今の所、暗い流星が多いです。流星電波観測速報によると、１１／１２日の２０時台にふたご群は、１時間に３５個程度の出現のようです。昨年の出現数とよく似ています。１０／１１日の私のＴＶ観測では、３時台にふたご群が１時間に２２個が最高となっています。流星電波観測速報によると、１０/１１日のふたご群は、１時間当たりに３０個程度の出現のようです。１２月１０日現在、９／１０日の私のＴＶ観測では、２時台にふたご群が１時間に１４個が最高となっています。流星電波観測速報によると、９/１０日のふたご群は、１時間当たりに２５個程度の出現のようです。１２月９日現在、私のＴＶ観測では、８/９日のふたご群は、２時台に１時間当たりに９個程度の出現でした。少しずつ明るい流星が増えてきました。流星電波観測速報によると、昨晩からふたご群の活動の増加が見られています。８/９日のふたご群は、１時間当たりに１０個程度の出現のようです。１２月６日現在、４/５日のふたご群は、ＴＶ観測で１時間に最高で８個程度の出現です。１２月４日現在、ふたご群は、ＴＶ観測で１時間に最高で４個程度の出現です。１１月１８日１２時現在。１８日から私のＴＶ観測でふたご群が判定されています。

２０１２年１２月１４日　５時４８分３６秒のふたご群の火球　軌道計算結果へ