２０２４年のペルセウス座γ流星群等の観測予想と速報等

ペルセウス座γ流星群等の予想
　今年の極大は、１２日の２３時頃となっています。１２/１３日と１３／１４日の観測が重要です。４日〜１５日の２０時から４時頃まで観測が重要になります。今年は、新月近くです。初心者にとっては、明るく数も多いので観測しやすい群です。SonotaCo 氏の開発したUFOCaptureを使って、WatecNeptune１００＋CBCレンズ３．８mmか６ｍｍか８ｍｍを使えば、自動で観測できますので、たくさん撮影できます。日本では、輻射点が北の空のため一晩中見られます。予想出現数は、１時間に３０〜１００個程度です。山などの観測条件がよいと、１時間に１５０個程度になります。夏休みの時期ですので、できるだけ空のよい所で観測しましょう。毎年、極大は、はっきりしています。極大前後の２日間程度で１時間に３０個以上の出現があります。明るい流星が多く、速くて爆発し痕もよく残ります。どの観測方法でも十分に楽しめます。写真観測とＴＶ観測では、１時間に１０個〜５０程度の出現を捕らえることができ、同時観測で軌道を求めることができます。その結果、かなり複雑な構造をした複合群であることが分かっています。今までに、多くのグループで、写真やＴＶの同時観測を試みて、たくさんの軌道が求められています。学生さんは、準備をしっかりして観測しましょう。ペルセ群のダストトレイルのシミュレーション。また、この時期は、はくちょう座κ流星群、こうま群、うお群、くじら群　ηEri群などの南方の小流星群も活動しているので、同時観測をして、軌道を求める価値があります。また、電波観測では、天気に左右されずに観測ができます。
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ペルセウス座γ流星群観測情報等
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協定日時： ８月１０／１１日、１１／１２日　１２／１３日　１３／１４日　１４／１５日　２０：００−４：００（ペルセウス群）
観測報告速報フォーマット（日本流星研究会）　観測報告先（日本流星研究会）　報告用紙など（日本流星研究会）　質問Q&A

ペルセウス座γ流星群の観測速報

２０２３年の観測結果　２０２２年の観測結果　２０２１年の観測結果　　２０２０年の観測結果　　２０１９年の観測結果　
　２０１８年の観測結果　　２０１７年の観測結果　　２０１６年の観測結果　　２０１５年の観測結果　 ２０１４年の観測結果　 ２０１３年の観測結果　　２０１２年の観測結果　
　２０１１年の観測結果　２０１０年の観測結果　２００９年の観測結果　２００８年の観測結果　２００７年の観測結果　２００６年の観測結果　２００５年の観測結果　２００４年の観測結果　
天体画像ギャラリー：２０１５年ペルセウス座流星群 　ペルセウス座流星群ギャラリー　２０１３年　ペルセウス座流星群ギャラリー　２０１２年　
ペルセウス座流星群の２０１１年の画像（上田氏）　　ペルセウス座流星群ギャラリー　２０１０年　Web特集「ペルセウス座流星群」２００９
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軌道計算結果２０１３年　軌道計算結果２０１２年　軌道計算結果２０１１年　軌道計算結果２０１０年　軌道計算結果２００９年　
軌道計算結果２００５年　外国でのペルセ群の様子２００５　軌道計算結果２００４年　
眼視観測速報２０１３年から２００７年（日本流星研究会）　★ 「夏の夜・流れ星を数えよう」キャンペーン　★SonotaCo Network Japan Forum（流星情報等） 　

★ＴＶ観測自動観測ライブリンク集（色々な観測地でのＴＶ観測のライブ画像が見れます）★
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２０２４年の観測結果

長谷川氏による８月１1/１2日の木曽のライブ中継のリアルタイム検出動画
　　

８月１４日現在。天気が不安定ですがよく晴れたところでは、ペルセ群は、１３日の２時台に２５０個程度の出現のようです。極大は、過ぎましたが今晩までは、まだ、多めの出現が予想されますので天気が良ければ観測できます。電波観測では、１３日の０時頃に１時間に１１０個程度の出現のようです。日本流星研究会のペルセ群の眼視観測の速報が報告されています。８月１３日現在。私のTV観測では、雲が流れていましたが観測できました。ペルセ群は、１３日の１時台に１１０個程度の出現で、全部で５８０個近く撮影できました。火球も数個撮影できスベクトルも撮影できました。

月 日 観測時刻 時間 Ｈ・Ｒ 群総数 最微星 雲量 観測方向 観測者 観測法 Ｈ・Ｒ最高値
8 14/15 02:45-0345 60 17 17 6.3 1 Z 長田氏 眼視 17
8 13/14 02:00-03:00 60 153 761 6.8 1 Z 住江氏 眼視 153
8 13/14 02:00-03:00 60 59 59 6.0 2 Z 長田氏 眼視
8 12/13 02:00-03:00 60 249 1253 6.9 0 Z 住江氏 眼視 249
8 12/13 01:00-02:00 60 132 637 6.2 2 Z 長田氏 眼視
8 12/13 00:00-01:00 60 109 583 N S E W Z NE SE SW WN SWW 関口 TVUFOCapture
8 11/12 03:00-04:00 60 103 367 6.3 0 Z 住江氏 眼視 110
8 11/12 02:00-03:00 60 110 499 6.5 0 Z 長田氏 眼視
8 10/11 02:30-03:30 60 44 44 6.2 2 Z 長田氏 眼視 44
8 9/10 02:30-03:30 60 32 32 6.3 0 Z 長田氏 眼視 32
8 8/9 02:00-03:00 60 26 26 6.3 0 Z 長田氏 眼視 26
8 3/4 02:30-03:30 60 10 10 6.3 0 Z 長田氏 眼視 10


電波観測結果

電波観測では、１３日の１３時頃に１時間に１１０個程度の出現のようです。

流星電波観測国際プロジェクト　電波観測速報２０２４年（杉本氏）　電波観測速報２０２３年（杉本氏）　 電波観測速報２０２２年（杉本氏）　
電波観測速報２０２１年（杉本氏）　　電波観測速報２０２０年（杉本氏）　２０１９年（杉本氏）　電波観測速報２０１８年（杉本氏）　
電波観測速報２０１７年（杉本氏）　電波観測速報２０１６年（杉本氏）　高知工科大学の流星エコー自動観測システムによる電波観測結果　
　電波観測結果報告2002-2009　　電波観測結果２００９年（上田氏）　

ペルセ群のスペクトルが撮影された３つの流星と同時になった電波観測のロングエコーと軌道計算結果

光度分布(Per群)
月 日 観測時刻 -8 -7 -６ -５ −４ −３ −２ -１ ０ １ ２ ３ 　４ 　５ 　６ 合計 観測者 平均 観測法
合計
8 12/13 19:00-04:30 3 3 13 33 89 121 165 127 25 4 583 関口 TVUFOCapture

輻射点情報等
月 日 輻射点名 赤経 赤緯 流星数 広がり 確度 速度 平均光度 Ｈ・Ｒ 報告者 備考
 

火球情報等
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月 日 時刻 等級 発光点 消滅点 群 時間s 速度 痕 色 音 その他 観測者 観測地 観測方法 備考
8 10/11 02:23:28 Per スペクトル画像あり 関口 埼玉県 TVUFOCapture 同時火球
軌道計算結果等