２０１１年のしし座流星群等の観測予想と観測報告等

しし座流星群等の予想等
今年の極大は、１８日の１２時頃です。１４日〜２１日頃の観測が重要になります。半月の影響は大きいです。この群は、２２時３０分頃から５時半頃まで観測が可能ですが、２３時半頃から５時半頃までが多いです。母彗星の回帰にともない２０００年前後に流星が多くなりましたが、ここ数年だいぶへってきているようです。上田氏によると２００２年のしし群の微光流星雨を200mmレンズとI.I.で同時観測でとらた。このときの母彗星からの放出速度は88.9m/sでした。捉えたしし群は5等、６等がほとんどで、それより明るいものはほとんどありませんでした。とのことです。２００２年は極大の３日前（１６／１７日付近）に小極大も観測されています。速くて白で痕を残すのが特徴です。時々明るい爆発を伴う火球も出現します。写真観測とＴＶ観測では、５０ｍｍのレンズでも、１時間に５個程度の出現を捕らえることができ、軌道を求めることができると思います。今までにも、多くのグループで、写真やＴＶの同時観測を試みて、軌道がたくさん求められています。しし群は、高速のため、I・Iをつけたビデオ観測では、高高度流星の撮影も可能です。９８年には、NHKのハイビジョンカメラで−１０等級の火球が捕らえられ、１７７Kｍ上空（当時の世界最高記録）から発光し、７７Km付近で消滅し１００Kｍも飛行していました。他の観測者も、しし群の流星を同様に１５０〜１７０Km付近での発光を捕らえています。極大前後でも、十分に軌道を求めることができそうです。また、この時期は、しし群の他にたくさんの小流星群が活動していますので軌道を求める価値があります。ここ数年、TV6mmUFOCaptureによる観測が行われる様になりました。暗い流星と火球の観測には有効です。２００４年は、１０月１７／１８日から１２月２日までしし群が観測されています。また、電波観測では、天気に左右されずに観測ができます
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１１月２４日２２時現在、１１月２４日２時１分４秒にしし群の−５等の火球がＴＶ観測で同時観測されています。電波観測でもロングエコーが観測されています。１１月２３日１６時現在、しし群の１１月１９／２０日から２２／２３日までの同時流星の軌道計算しました。１１月２２日２２時現在、２１／２２日の私のＴＶ観測では、しし群が、２時半から１時間に１４個となっています。１１月２０日現在、流星電波観測速報では、１９／２０日のしし群は、まだ、ＺＨＲで１０個程度の出現をしているようです。今年も、極大後もやや多めの出現をしています。１１月１９日２２時現在。１１月１４／１５日から１７／１８日までのしし群の同時流星の軌道計算をしました。１６時現在、流星電波観測速報では、１７日の６時前後にしし群は、ＺＨＲで４０個程度でピークが見られます。１８日の朝は、２５個程度で、１９日の朝は、２０個程度になっています。日本流星研究会の観測速報が入ってきました。１７日の朝にしし群は、眼視観測でＺＨＲが１７個程度の出現です。１１月１７日の５時４９分５３秒に-４等のしし群の火球がＴＶ観測されています。１１月１６日現在、流星電波観測速報では、まだ、しし群は、１１月１６日の朝は、１時間に５個程度の出現のようです。１１月１５日の２１時３８分１１秒に火球が観測されています。１１月１４日現在、１０月２４／２５日から１１月１３／１４日までのしし群の同時流星の軌道計算結果です。１０月２６日現在、しし群は、ＴＶ観測で１個程度観測されています。１０月２４日にしし群の同時流星が１個ありました。