２０１０年のこぐま座流星群等の観測予想と観測速報
こぐま座流星群の予想等
今年の極大は、２３日５時頃です。極大日と呼ばれる１２月２０日から２５日頃には1時間に数個の流星が見られます。性状は、やや遅く、２〜３等の流星が多いですが、火球も見られます。今年は、満月ですので月明かりを避けて観測して出現数を確かめたいところです。かつての活動が活発だったのは、1980年には、火球が多く出現しました。ともに1時間当たり１0個程度という出現でした。ビデオと写真で軌道が求められています。こぐま群は世界的に認められているものでも1795,1945,1986,2000年の過去４回突発出現が観測されていることもあり、2000年にはダストトレイル理論による大出現が的中しています。ここ数年、UFOCaptureによるＴＶ観測が行われる様になりました。暗い流星と火球の観測には有効です。
Ursids(Cook)           217.0  75.6     33.4 5.70 0.85  0.939 205.8 271.4  53.6
8P/Tuttle                                        5.70 0.821 1.023 207.0 270.5  54.6
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こぐま座流星群等の観測速報
観測報告速報フォーマット（日本流星研究会）　観測報告先（日本流星研究会）　報告用紙など（日本流星研究会）
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１２月２５日１５時現在、ＴＶ観測によるこぐま群の同時流星の軌道計算結果。今の所、こぐま群の同時流星は、２２／２３日は、３４個。２３／２４日は、０個。２４／２５日は、１個です。１２月２４日２２時現在、２０１０年のこぐま群の電波観測の結果が公開されています。それによると「国内２ヶ所と海外１２ヶ所の電波観測データにより、２２日１９時(JST)に明確な極大を確認しています。日本では輻射点の高度(22°)が低いにもかかわらず、ＴＶ観測で検出していたことで、かなり流れていたことが判ります。極大の時期は、輻射点高度の高いヨーローパ・北米のデータを使用しています。極大を中心として、２０時間に渡り高原状に飛んでいたようです。２３日６時(JST)に減衰したにもかかわらず、再度増加に転じています。電波観測の集計では、２３／２４日も流れています。」とのことです。１２月２３日１４時現在、私のＴＶ観測によるこぐま群の画像と出現分布と光度分布を掲載しました。上田氏のこぐま群の画像が公開されています。また、下田氏もこぐま群の画像を公開しています。１２時現在、私のＴＶ観測では、こぐま群は、２３日の０時台に最高８個の出現がありました。全部で５８個のこぐま群を撮影できました。現在情報収集中です。随時更新予定です。